「ってかさ、これからここで一緒に遊ばない？割引券を先輩から貰ってさ、それが今日までなんだよね♪今から誘える相手ってなると君くらいだし、どう？」

つまりかじゅ魔先輩と遊園地デートってことだよね？

ど、どうしよう！まさかそんなお誘い受けるなんて思ってもなかったから服装とかTシャツにジーンズだし…！

こんなことならバイトだからって手を抜かずにかわいい格好してくればよかった。

でもだからといってこのチャンスを逃すわけには行かないよね！

「あ、遊びます！！」

「やったね～♪そう来なくっちゃ！」

そういうとかじゅ魔先輩はわたしより一足先に駆け出し、振り返って「はやくはやく！」って手招きした。

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