第77話

「……僕は母様じゃない。

 お前の息子の――ファムータルだ」


 息絶えた【元国王】に言うが、もう聞こえないだろう。

 それが甘かったと気づいたのは、


【ファムータルの傍女!

 ファムータルの子を産み果てよ!】


 【断末の呪い】が、ファムータルの撒いた血を破り、祖父の結界を破り。


 雪鈴に迫ったその時だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る