第7話

朝、澪香も一緒に家を出るけれど、澪香は途中で友達と合流するから


陽南との登校が当たり前になっていた




「寒くなりそうだね、今日」


どんよりと曇った空を見上げて陽南がポツリと呟く


「雪が降るかもって言ってろ」


「え?そうだった?気づかなかったな」


そう言ってフフ、と静かに微笑む



一つ辛い恋を経験をした陽南は、少し大人びた気がするのは俺の気のせいか

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