第200話
「千晴先生に!?」
「う、うん。あたしさ、新学期初日のテスト、あんまりよくなかったみたいで…」
「――ああ、あれね」
カレンが納得したように頷く。
「マナ、英語苦手だもんね」
「あはは…そう、だね」
…ちゃんと笑えてるかな。
なんだか、頬がひきつってる気がする。
でも、それでも笑ってないと。
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