第47話

「ほらっ、食えよ」


「もう!だから無理だって」


「お前細すぎ。―――俺としては、もうちょっと胸でかい方がいいかな~なんてな」


「ちょっ…!バカコウキ!いきなりなにっ」


うう…気にしてることを!


思わず胸の前で腕をクロスさせた。


「あー、ごめんごめん。大丈夫!俺は胸にはこだわんねえからさ!小さくても全然オッケー」


ニカッと笑って能天気にピースサインを送るコウキをギロリと睨む。



「……それって、なんか微妙…」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る