第19話
席に着いて、ダルそうに頭を掻きながら出席をとる聖君をボーッと眺めていたら
隣から消しゴムの屑が何粒も飛んできて、誰がやっているのかわかっていたから、完全に無視をしていたら、
「おい!無視すんなって」
小声で話しかけてきた。
「もう!なに?」
「さっきの話の続き」
教壇で未だにダラダラと出席をとっている聖君をチラ見をしてから、今日だけで何度目かになる溜め息を吐きながら、隣に座るコウキに顔を向けた。
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