第13話
「なんだよ、マナ。お前マジで暗いぞ?―――ああ、もしかして男に振られたとか?」
そんなあたしの地雷を簡単に踏んでしまう目の前のヤツは、
多分、ってか間違いなくうちの高校で一番モテて、一番軽い男
須山コウキ。
「ちょっ!…コウキッ」
カレンに肘鉄を食らって一瞬眉を寄せたコウキは、
「え…なに、マジなの?」
そう聞きながら、目を見開いている。
あたしはその問いには答えず、ただ溜め息を溢してうつ向いてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます