第59話
「……はるか、滝川君に振られるんじゃない?」
「え?」
「え?って言いたいのは私の方だよ!私はてっきり2人はもう……」
そう言いかけて真美は椅子にもたれる。
「いや、滝川君がおかしいのか。」
「た、滝川君はおかしくないよ!」
「おかしくないなら彼女のはるかを見て触りたくないのかな可愛いのに。」
「か、可愛いって何言ってんの!」
「はるかは可愛いよ?特に髪をおろすと雰囲気が全然違うし。」
「は、恥ずかしいからそんなこと言わないで!」
確かにきっかけは滝川君が私に同意なく簡単に触れてきた。
今は……付き合ってるから彼は私に触れる。
だけど私の不安を察してかそれ以上は要求してこない。
「はるかは滝川君を誰かに取られてもいいの?」
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