第68話

そんな翔を羨ましい、と思いつつ自分には到底出来ないと自覚はしていた



≪送ってないよ。俺がそんなの出来るわけないこと、お前が一番わかってるだろ≫


そうだよ、翔とは小学生の頃から一緒に野球をしてきた親友


付き合いが一番長いんだから、俺の性格をよくわかってるはず


~♪♪♪~


≪何言ってんだ!!ヨロシクぐらいは送れよ! 翔≫


…ヨロシク


そうか、それぐらいなら



≪わかった≫

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