第53話

私自身も今まではアドレス交換しても、軽い気持ちでやり取りをして


その中で気が合えば付き合う、なんて事もあったぐらい


椎名君とだって、そんな軽い感覚でメールをしている


だけど、芹沢君は違うのかも


アドレスは教えてくれた


私も彼に自分のアドレスを送った


だけど彼からはメールが来ることはなくて…


彼はもしかしたら、そんな風に軽い気持ちでメールなんてしない人なのかも


あの時は椎名君が無理やりバッグから出したら仕方なく…だったのかもしれない…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る