第68話
亨也君の事、仕事の事とか話したいと思っていた
だけど滝川君は論文作成で忙しそうで
帰るのも夜遅くになっていたし
余計な神経を使わせたくなかったから
何も話さなかった
それが妥当だと思っていたから
アタシから滝川君が離れていくのが怖い
誰も知らない出生の事をアタシに教えてくれたのは
信じてくれているから
だから
アタシはそれに答えないといけない
滝川君に絶望されたくない・・・
アタシが彼をこれから守るんだから・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます