第67話

アタシは滝川君に同窓会に行けなくなった事を伝える


「そうなんだ、研修なら仕方ないよ。」




「アタシから誘ったのにゴメンね、楽しんできて?」



滝川君は首を傾げる



「行かないよ、はながいないと話し相手いないし、ね。」




「・・またそんな事言う、あ、でも研修場所から同窓会のホテル近いから少しは顔出せるかも!」




「・・・そんなに俺に出席させたい?」




滝川君はクスッて笑う




「うん!皆は滝川君に会いたいはずだから!」




「はなは一人で行くの?」



一瞬アタシは言葉に詰まる


「あ・・ううん、」



「はな?」




どうしよう、亨也君も一緒なんだけど・・・



「同じ部署の女の子・・なんだけど。」




「・・そっか、じゃあ別行動だね。」



アタシ



滝川君に嘘をついてしまった

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