第63話
それから何日かして、
「・・断った?」
「うん、北澤先生は俺には高度過ぎて無理だよ。」
亨也君は
あっさり北澤先生との関わりをシャットアウトした
「あ・・そう、」
アタシは深く追求なんて出来ないから、そう返事するしかない
「だってね、やっぱり好きなんだよ」
「・・亨也君?」
アタシは
ほとんど誰もいないオフィスで
亨也君からとんでもない告白をされてしまう
「澄田はなさん、結婚前提に付き合ってください。」
「・・・え?け、結婚!?」」
亨也君は静かに頷く
「きっと初めて会った時には好きになってたんだと思う・・・」
「あの・・でも、」
「滝川先生を好きなままでいいから、返事も待つから、ちゃんと考えて?」
そんなの絶対無理だから!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます