SPICE！？ 5

「律君のお家って・・」

滝川君の御祖父様の葬儀にアタシと両親は来ていた

豪邸に父はビックリしていて

「お父さん、言ったじゃない滝川君のお家は医師の家系で彼で六代目だって。」

葬儀も凄い参列者でアタシは親族の滝川君に会う事もままならなかった

「総合病院の名誉院長だったから扱いも半端ないわね。はな、今更だけどあんた大丈夫なの？」

「え？なにが？」

アタシの返事に母は呆れる

「なにがって、律君と結婚したらのほほんとしては居られないわよ？いずれは地元に戻って病院継ぐんでしょ？」

「ううん、滝川君からそんな話はされてないよ？」

「そうなの？でも彼はひとり息子のはずだけど・・」

両親は腑に落ちない表情をする

そんな時、

「はな、」

滝川君と彼の両親がアタシ達のいる一般参列者の所に来た

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