第20話

「・・ああ、貴方が滝川先生ですか。」




「亨也君、滝川先生の事知ってるの?」




「うん、いろんな部署のコたちと飲み会すると、必ず滝川先生と水沢SEの名前があがるんだよ、絶対飲み会に来ない人って。」




「そ、そうなんだ。」



はなは苦笑いをする



俺はそれを見て小さくため息をついた




「で、はなチャンはなぜ滝川先生とランチ?」




「え!?」




塚野亨也は俺を見て、



「滝川先生って、誰とも関わらないって聞きましたけど?」




・・なに、こいつ




「た、滝川先生を誘ったのはアタシなの!!」




はなは俯いて



言葉を放つ



その言葉に一番ビックリしていたのは



間違いなく



俺だった

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