第2話

「・・澄田さん、今日来た新人アタシに紹介してよ。」


カフェで遅い昼食を取っていると、常駐医師の北澤先生に会う




「は?北澤先生もうチェックしたの?塚野さんの事。」




「当たり前よ、塚野亨也27歳。日本商社からのヘッドハンティングされたNice guyでしょ。」




「・・医務室で仕事してます?」




「失礼ね!やってるわよ!」



アタシ達は笑った



ほんの少し前、



アタシと滝川君と北澤先生は泥沼みたいな感じだったから



こうやって話せるのは



嬉しい



「で、塚野クンと親しくなれそうなの?」




「親しくなるか分かりませんが、デスクは真理のところを使ってるので隣同士なんですよ。」




「Yes!頼んだわよ、アタシを紹介出来るくらい親しくなりなさい?」




「は、はい。」




・・てゆうか北澤先生はハリウッド女優みたいに綺麗なんだから



「自分で言えばいいのに。」




「半分日本人の奥ゆかしい血を受け継いでいるのよ。だから無理。」




相変わらず面白いこの人

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