067.
第18話
藍に自宅まで送ってもらったあと
シャワーも済ませリビングで適当に寛いでいれば、
暫くして携帯の着信音が鳴り響く。
ある程度準備が整ったら連絡して迎えに来てくれると藍は先程の別れ際にそう言っていたが、
まさかこの短時間でそれはないはずだが。
私は訝しげに携帯画面を開いた。
…非通知?
非通知の番号に更に私は眉間に深く皺を寄せる。
出た方が、いいのだろうか
そのような躊躇いなど私には生憎ない為、私は素早く通話ボタンを押した。
『だれ』
なるべく低めの声をだし相手を威嚇する。
すると、電話の向こうで、どこか聞いたことのあるような抑揚のない声が届いてきた。
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