039.
第43話
「…なんでこんなことに」
「ん?りなちゃんなんか言った?」
冷房が効きすぎるいつもの車内。
助手席に陽向
私の両サイドには椿と藍
一番後部座席には亜貴と波玖
いつもの倍身なり外見全てが派手に仕上がっている一等級の奴らが揃っている。
「…帰りたい」
「2日我慢しろ」
暇そうに私の髪で遊んでいる椿の言葉に私は今日何度目かのため息を零す。
本当になんでこんなことに。
それは遡ること数十分前の事だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます