第57話
「・・・で、親友の披露宴をドタキャンして朝まで二人でBodytalk?お前らふざけんな!!」
アタシと滝川君は翌朝、直史くんと優子にホテルのラウンジに呼び出された。
アタシは俯いて、滝川君は涼しそうな顔をしてコーヒーを飲んでいる。
さすが動じてない。
「はなちゃん、付き合ってないなんて嘘言いやがって!心配しただろうが!」
いや、ホントにそうなんですよ・・・。
「付き合ってないよ。」
滝川君がサラっと話す。
「リツ?ホントに・・」
直史くんの表情がかわる。
「ああ、なんか信じられないズレと歪みが生じていて澄田さんは俺を無類のセックス好き&オンナ好きと認識していた。」
いきなり二人が笑い始める。
「かっかわいそう過ぎる、滝川君。」
優子が笑いを堪える。
「で、そのズレは解消できたの?」
アタシは頷いた。
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