第38話
滝川君はリビングにはいるなりソファーに座った。
アタシは彼と対面で座るのは慣れてないから、ソファーから少し離れた所で立っていた。
「で、誰とだれがセフレみたいだって?」
滝川君はほとんどアタシを睨んでいた。
「・・アタシと滝川君。」
なに?セフレという言葉が彼にとってはおこがましいのかな!?
「・・ごめんなさい、セフレ以下だった・・・?」
あー気持ちが沈んでいく。
「まさかそれ、あの文化祭の時もそう思って?」
アタシはそれに対して小さく頷いた。
「うそだろ・・・」
滝川君はアタマを抱えた。
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