第8章

「皆〜！ただ今！瑠衣くん、来たよ〜！」

ベリーが帰宅の声をあげると、一人の少女がやってきた。

「スイーツタウンへようこそ！私、チョコレートケーキの化身、ショコラッティーと申します！宜しくお願い致します！」

茶色のクラシックロリータのワンピースに身を包んだ、チョコレートの香りを纏う上品な少女が瑠衣を出迎えた。

「私、ずっと楽しみにしておりました！

今日は、精一杯おもてなしさせて頂きますね！！」

そう言うと、ショコラッティーは、香り高いチョコの香り漂うフレーバーティーとチョコレートケーキを振る舞った。

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