第3章

第4話

夜明けが近付く中、甘い香りが漂う気がした…。


『昨日の夜、スイーツを食べてそのまま眠ったからだろうか…。』


瑠衣の瞼がゆっくり開き、布団の隣に目をやると…


瑠衣は、目を見開いた。


『白髪ツインテールの可愛い女の子が眠ってるぅ〜!?』


「何で!?どう言う事!?女の子連れ込んだ覚えないよ!?」


僕は、目の前の状況に狼狽えていると、眠っていた女の子が目を覚ました。


「う〜ん…?あっ、瑠衣くん。おはよ〜」


ぽやっとした声で突然、挨拶された。


『あれ?僕の名前を知っている?…何で?』


素朴な疑問が僕の中で広がった。


『この不思議な少女の正体は一体…?』

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