第25話
「…ママ?」
看護師をしているママはその仕事柄、ストレスも溜まるらしく
家に帰ればそれを発散させるように喋りまくる。
それは自分のことだけじゃおさまらず、あたしの恋バナまでもやたら聞きたがる。
根掘り葉掘り聞きまくって、ムスメを置き去りに勝手に妄想を繰り広げていくような人だ。
だけど、今日のママは違った。
タクミとの場面を見ていたはずなのに、なぜかそれ以上はなにも聞かれないし、なにも言わなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます