第14章

第16話

「何!?何!?ライブでヒーローショー!?」


「演出!?カッコイイ〜!!」


観客席に居るファン達から、黄色い声援が飛んでくる。


「フッ…!小癪な!!お前達の好きにはさせないよ!!」


その瞬間、敵から光線状の攻撃が飛んでくる。


「二度も同じ手には乗らない…!!」


ステラは、敵の攻撃をかわし、隙を突いた。


「ステラ・スターダストショット!!」


必殺技を放つと、辺りは眩い光に包まれた。


「ま、眩しいッ…!!何も見えない!!」


敵は身動きが取れず、翻弄されている。


「ツヴァイ!!今だ!!」


「OK!!ツヴァイ・エアリー・ウィング!!」


ツヴァイが技を放つと、綺麗な白い羽根がひらりと無数に舞い散る。


「…何か…癒される…♡」


敵の目が、とろんとしている。


そこへ、アインツとルーナが現れた。


「次は、私達の歌とダンスだよ!」


「アインツ・ハートエール・ダンシング!!」


「ルーナ・ミッドナイト・ディーバ!!」


アインツは、キレのあるステップで、ルーナは深みのある歌声で、敵を魅了していく。


「さぁ!ステージは、いよいよクライマックス!最後は、ノインとリンだよ!!」


ノインとリンは、勢いよく飛び出し、必殺技を放った。


「リン・ファイヤー・サンシャイン!!」


「ノイン・プリズム・メロディー!!」


リンが放った太陽の光とノインの煌めく歌声で、敵は浄化されて消えていった。

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