第21話
「鈴、今日も好きだよ~。可愛いね」
「うっさい!!キモいシロー」
「鈴、怒った顔も可愛い~好きだよ~」
「近寄るな!!わたしは好きじゃないーー!!未来ー、助けてー」
………それでもいいのか。嫌われてもいいのか。
それでも、そんな志郎が羨ましくてたまらない。
自分の気持ちを曝け出せる志郎の強さとその環境を羨ましく思えて仕方ない。
──俺はただの臆病者。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます