第29章
第45話
「あっ…♡あんッ…♡大樹さん…ッ♡激し…ッ♡や…あんッ…♡」
「…ッ…!!♡りんご…愛してる…」
「私も…ッ…♡」
初めて抱かれた時よりも、大樹さんは激しく私を求めて…私を乱していく…。
もう、溶けてしまいそう…。
「…あなたの前では、何も隠せない…」
「僕もだよ…」
互いの火照った身体に無数の口付けを落とし、赤い花弁を咲かせる…。
「…私、大樹さんに出会えて良かった…色々、遠回りしたけれど…私の幸せは、ここに繋がっていた…」
「…僕も、りんごに出会えて良かった…」
「初めて出会った時から…あなたしか見えない…」
二人は、吸い寄せられる様に深く口付け合い、果てて眠りについた…。
重なり合う二人の手…。
その指には、煌めくダイヤの指輪とりんご飴の様に赤い糸が結ばれていた…。
ー終ー
りんご飴は運命の赤い糸 如月 春音 @Kisaragi-Harune
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