第6話
「…んなヤツ必要ない」
そしてまた机に伏せた
「はぁー…やれやれ…」
瑛は溜め息をつきながら俺の机の上にある手紙を箱にしまい席を立った
……ったく。冗談じゃねー
女なんていなくても別に構わねーっつうの!
なのに―――…
そんな俺の気持ちとは裏腹に
俺の周りには自然と女達が群がる――――…
自分の容姿の良さにまったくと言っていいほど自覚がない春
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