第43話
横をちらっと見てみると、そこには超癖ッ毛で銀髪の…………可憐な美少女がいた。
あれ?女は私一人って言ってなかったっけ?と思ったのも束の間、その子の制服が学ランだということに気づいた。
可愛すぎるだろ。これで男かよ。男装してるって言われた方がしっくりくるわ。
しばらくその子を凝視してると、ふと口を開いてぼそりと呟いた。
「………80点」
…………は?
「まあまあ良い顔してるね、あんた。僕には及ばないけど」
「……なんのこと?」
「はあ?あんた馬鹿?容姿に決まってんじゃん。僕ほどじゃないにしろ、こんな高得点のやつがいるなんてね。面白い」
じっとしてたら可憐な美少女にしか見えない彼は、小悪魔的微笑を浮かべてそう言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます