第2話

バキッ




「ぐっ……」




ドガッ




「ぐぁあっ!」





赤が、舞う。





拳と拳がぶつかり合い、攻撃を避け、避けられ、敵味方双方倒れていく。




私達は見ての通り、ケンカの真っ最中。




こんなクリスマスの夜になんて野蛮な、と思う人が多いかもしれない。




けど、私達は無我夢中で拳を降り続けた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る