75・お酒か優しいか…どっち?
第75話
「お仕置きってどんな?」
佳彦がニヤって笑いながら手を私の体を触るからその手を阻止。
「華?」
「……」
シユッルっとネクタイを外して佳彦の両手を縛りワイシャツのボタンを全部外し肌着が見える。
「華っ…」
「お仕置きって言ったでしょ?だから私の好きな様にする」
肌着を捲ると鍛え抜かれた体とは程遠いけどこの体が私は好き。
ビール腹で膨らんでいて楽しい時間だったと感じるから余計に高畑さんが合流したのが腹正しい。
「華っ、まっ…」
「待たない…」
胸に手を置いて佳彦の体にキスを落とす。
この男性は私…中居華の愛する夫。
「はっ…」
「お仕置きなんだからそのまま」
「くっ…」
こんな声を出させているのが私なんて嬉しいからもっと感じて欲しい。
「佳彦、もっと感じて?」
途中で佳彦が寝転がり私が上に跨いでいる状態になっていて佳彦の両手が頭の上にあり私を抱きしめ様としてるけど私は拒否してる。
「華、抱きしめたいっ」
「ダーメ。お仕置きなんだから」
高畑さんにベタベタと触らせていたんでしょ?
そんな手で私を触らせない。
「華っ、はっ…」
「ダメ。佳彦はこのままでいるの」
お腹を触っていたら不意にズボンのベルトに手が当たり大きくなっているのが見えた。
「華、抱きしめたい。華…」
「イヤ。お仕置きなんだから無理〜」
意地悪心が発動してしまいズボンの上からチョンっと触るとビクッと動いた。
「華。それは拷問…」
「ふふっ。佳彦もたまには拷問受ければ良いのよ」
「華〜」
久しぶりに触る佳彦のは大きくなっていてこれに感じてくれてるのが嬉しかった。
「佳彦って本当は、虐められるのが好き?」
触りながら佳彦の耳元で囁いたらビクッと体が反応した。
「華っ、もう我慢出来ない」
「!!」
シユッルと両手を縛っていたのを簡単に解いて私と佳彦の位置が変わった。
「佳彦っ!?」
「華を抱きしめたいし、キスしたいって思うからしたい」
「……っ」
佳彦が私の頬を触って唇を触ってキスを強請って来た。
「…キスしたいって…私もしたい」
「奥さんの了解が得られたのでキスしような」
「うん」
ゆっくり目を閉じて唇を受け入れた。
ビールの味がしてお酒で酔いそうなのか佳彦の優しいキスで酔いそうなのか分からない程優しいキスだった。
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