第2話
ー本條美雨ー
ー都内で中の上レベルの学校に入りクラスで1番目立つグループのリーダー格に気に入られ実質2番手の存在になり空気を読んで流れに逆らわず上手に生きてきたー
「でさ、このアプリが超面白いの!」
「確かに面白そう!しかも無料なんでしょ?」
「私もインストールしてみようかな」
帰り道、愛実達とそんな話をしながら鞄にあるはずのケータイを探すが一向に見付からない
そういえば体育の授業の時ケータイを机に入れた気がする
「うっそ!学校にケータイ忘れた!」
「マジで!?美雨ドンマイ」
彩が笑いながら言う
「マジ最悪…取りに行ってくる!」
「先、行ってるよー」
「うん!」
そう言って私は学校に向かった
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