~プロローグ~

第1話

ねぇ…あなたと私は、燃えるような熱い恋でもなければ勢いがあるような恋でもなかったよね。



どちらかと言えば穏やかで優しく静かな落ち着いた恋だった。




でも私は、あなたを世界で1番愛してたよ。



ねぇ、こんな私でも少しは、あなたの力になれましたか……?





ねぇ、私、思うんだけど、あなたと私って運命の赤い糸で繋がってたんじゃないかな?って思うんだ。





どんなに絡まっても、ねじれても切れない運命の赤い糸―――。




だから、どんなに遠くに離れても、どこへ行っても、私達は、絶対離れないんだ。




そういう運命なんだ。




そう信じてもいいよね―――?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る