第83話

「ヨシヒロ、ユダヤの会に行ってくるわね。」

「ああ。メイサ。気をつけて。」

 

「六名神、メイサについて行け。」

「承知。信長。」

 

ユダヤの会。

ナチス、ドイツ軍を率いたアドルフ・ヒトラーによって、犠牲になったユダヤ人のために祈りを...。

「...。」


「今んとこ、変わりはねーな。義弘。」

「ああ。」

ユダヤ系アメリカ人は、祈りを捧げている。そして、聖歌を歌った。

「黙れ。」 

「誰だ?聖なる儀式をさえぎる奴は!?」

一人のユダヤ系アメリカ人の男性が言った。

すると、辺りは闇に包まれた。

「なんだ!?なんだ!?」

ザワザワ...。


「やべーよ!義弘。黒い影の妖魔が再び現れた!」

「やべーな。昌景。」

「また、お前達か。ユダヤ人を血祭りにあげるのを邪魔するでない。お前達の陣など、我には聞かぬがな!」

更に、黒い影の妖魔は続けた。

「まずは、あの女、メイサを血祭りにあげよう。」

「そうは、させるか!」

皆、いっせいに陣を唱えた。

「くっ。何をするっ。」

「ニャーッ!」

「ラッラメーン!?いつの間に着いて来たんだ!?」 

六名神は言った!

「日光東照宮の力を見るがよいにゃん!」

「ニャーーーーッ!」

すると、ラーメンはまばゆい光を放つ。

「うおおおおーーーーっ!!」

黒い影の妖魔は、消滅した。

「ラーメン、凄いじゃないか!」

六名神は驚いた。ラーメンは、何事もなかったように六名神にすり寄る。

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