第25話

翌朝。

「ねぇ。パパ!どうして.地球には魔法がないの?」

「地球に魔法があったら.お前の大好きなゲーム.バナナ鉄なんかないぞ!そんなこと言っとたら.パパが用意してたバナナ鉄.捨てるぞ!」

「やだーーー!」

「だったら.おとなしくバナナ鉄やっとけ。パパ達は大事な用があるから。」

「はーい。」

「歳子.月へ行くぞ!」

「うん!義弘達に会えるのね!」

「うん。島津家だけじゃないけどね。行ったらわかるさっ。とにかく.行こう。」

「うっうん。」

信長達は月へとテレポートした。

「信玄。」

「ようまいった。信長.歳子殿」

「王様。」

「いやいや。天照大御神殿。ここにおる戦国武将は.皆.天照大御神殿の子供ですぞ。天照大御神を超えた信長以外は。わしとて.天照大御神殿の子供。」

「王様が!?なんか私のおじいちゃんみたいな感じが...。」

「おじいちゃん...。ショック。仕方ないの。わしは老けておるから。」

信玄は.更に言う。

「歳子に仕える身を紹介する。昌景.信房.昌豊.ここへ参れ。」

「は。」

「地球で.長篠の戦いで戦死した武田四名臣の内の3人じゃ。高坂昌信は.わしに仕える身じゃ。あとの3人は.歳子殿もご存じじゃろ。」

「この武田武士.母上に仕えまする。」

「母上!」

「義弘!歳久!家久!」

「やっと.会えたね!」

「うん!うれしい!」

昌景と信房と昌豊は.ちょっぴり不服そう。

「我らとて.母上のこと.見守ってたんだから。」

「わかった。わかった。皆.よろしくね。」

「はっ。」

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