第13話
裕介の部屋は確かに物が多くて片付いてはいなかったが、部屋の中は男臭さもなく清潔な感じがした。
別々にシャワーを浴びて、裕介は美奈子をベッドに倒した。
「みなちゃん、好きだよ。大好き」
いつもよりも激しいキス。
裕介の熱が、いつも以上に美奈子に伝わってきた。
「みなちゃん…………美奈子」
抱きしめられ、裕介の唇が美奈子の首筋から胸へと降りていく。
胸の突起を口に含まれ、舌で転がされ、裕介の指は、美奈子の潤む茂みの中に入っていく。
「裕介君ッ!やぁッ!」
クチュクチュと恥ずかしい音が裕介の耳に響いてくる。
「可愛い。感じてくれてる」
音を立てていた場所に、裕介は顔をうずめる。
滑らかな舌の動きに、美奈子は翻弄される。
あんッ!
イっちゃうッ!
裕介君…………思ってたのと違うッ!
本当は、こんなに、激しい人だったの?
「美奈子……」
美奈子も裕介の硬くなったモノを口に含む。
お互いの場所を刺激し合う。
想像以上の裕介のテクに、美奈子は何度も身悶えた。
裕介が中に入ってくると、その動きは美奈子を何度も快楽にいざなう。
「!…………」
はぁはぁと荒い息で、裕介は美奈子の腹部に白濁した物を放出した。
「…………ごめん。ゴム、次は用意しておくね」
「うん」
美奈子も息が上がっていた。
声を上げないように、噛んでいた人差し指がジンジンする。
裕介はスウェットを着ると、美奈子に自分のスウェットを貸した。
ブカブカのスウェット姿に裕介は微笑む。
「大好きだよ、美奈子」
「私も大好き」
抱きしめ合う2人。
幸せを感じながら、美奈子は裕介の胸の中で眠った。
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