『宇宙人も筆の誤り』

やましん(テンパー)

『宇宙人も筆の誤り』


 西暦22❌❌年。


 バカタロン星人は、地球総攻撃をおこなったのである。


 地球人類の科学力なんて、バカタロン星人から見たら、科学の『『か』』まで、達していないような、お遊びみたいなものである。


 例えば、バカタロン星人は、アインシュタイン理論をほんの一部に包括する大宇宙理論を見いだしてから、すでに三億年を経過している。


 明らかな、壮絶な、テクニカル・ギャップがあったから、地球人類の抵抗は、一秒ちょい、が精一杯であった。


 全地球を制圧したバカタロン星人の司令官は、生き残らせた地球人類のひとり、やましーんに尋ねたのである。


 やましーんは、べつに指導者でも何でもない、ただの人類だった。


 むしろ、出来損ないである。


 しかし、バカタロン星人から見たら、それは、まるで問題にならない問題であった。


 『さて、あなたさんは、バカタロン星団宇宙科学研究所にサンプルとして異空間郵便で、おくらましんす。何に使うかは、科学者さんしだいんすがなもし。さて、我々は、この『惑星アンズ』を実験室として使いたくおくらましていますなぞなべ。しかしてべ、なんで、こんなに弱くなったのかは、まだ、なぜであるんすな。惑星アンズは、この銀河でも最優秀な10億光年のテクを誇っていたはずなのに。壮絶な戦いを覚悟していたのに、拍子がぬけたなぞなもしずらべ。何故だもしずらべな?』


 『あの、おことばですが、ここは、惑星アンズではなくて、惑星アース、または、テラ、地球、ですよ。』


 『な? な? ちょっと、あんなこといってるよ。きみ?』


 『うんだべが、実は司令官どの……0000』


 『なに〰️🔥😭💣️ 計測を手抜きしていただとなぞなもしずら?』


 『はいな。わらしも知らなんだ。現場がもはや、上層部の決まりには、まるきり追い付けなくなっていたようで。まんず、トップの筆の誤り、かもしれませんぞな。』


 『さあて。そりゃ、しらなべずらなことだあ。おらのせいではないぞなずらべー。』



 しかし、そうした間違いにも関わらず、地球は元には戻らなかったのである。


 

     🌍️🌏️🌎️ ぽ



       おわり



 🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇







 🐬ボク、イキノコッタ、アトハ、マカセナサイ



 しかし、くじら属連盟は、塩で溶けるため、海では泳げないバカタロン星人に対する、激しい反撃を開始したのである❕




 🎊✨(@ ̄□ ̄@;)!!勝利!



 地球は、くじら属により、宇宙人の手から取り戻されたのである。



 めでたしめでたし😁🎉🎊🎉🎊



 ただし、人類は全滅していた。

 

 しかし、バカタロン星人は、地球生物に破れ去ったのである。



      🙏
















 

 

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