第72話
カヅコはヒロミの送った生地をあっという間に裁縫して親兄弟に着せた。裁縫はカヅコにとって得意でもあり趣味でもある。
チヒロはすっかりヒロミから式神を習って1人で出来るようになった。
チヒロとカヅコが式神のやり取りをしている間に、ヒロミも呉暮村の人達と連絡を取った。
夢京で緑湖を続けたかったが、ヒロミは呉暮村の少女達を心配するようになった。村には少年の為の塾はあるが少女には一切、教育の機会がない。よほど教育に熱心でカネも時間も余裕ある家庭でなければ町に学校を通わせるのは難しい。
ヒロミは例外的に教育の機会を受けることが出来た。
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