第26話
「私もこの店を続けて欲しいけれど、貴方の店だからね。誰も無理強いは出来ない」
他の常連客であるマツコが言った。
マツコは左官の夫と結婚して4人生んでいた。そのうちの1人が夭逝してしまった。夫が留守がちで舅・姑と不仲だ。舅は罵倒し怒鳴り、姑も家事にケチつけて嘲笑う。子ども達と離れたり路頭に迷うのが怖くて離婚が出来ないでいる。夫は両親をなだめるが2人はそ知らぬ顔をする。
マツコには緑湖が息抜きだ。舅・姑に罵倒されながらも家族の朝食は作り、自分は緑湖で食べる。
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