第15話
シズマは、
「みんな家族だろ。クルミにも子ども達にも姉さん達の事を話したよ」
ヒロミは低い声で、
「どこまで話したの」
シズマは一回、息を飲んだ後、
「『姉さんは軍隊で真面目に勤めていたけど、色々と誤解されてしまった』と話した。これは嘘じゃないだろ」
ヒロミは、
「やっぱり、クルミさんと子ども達にとっては私達は面倒でしょう」
シズマは、
「それどころかクルミは姉さん達を東側の離れに住まわせようとしてイッちゃんに改修を頼んでるよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます