第66話

私がそういうと、皆は大きく目を開けて。



「え!?本当大変そうだね、大丈夫なの?」



「学校は休まず平気か?」



「俺らに手伝える事あれば言えよ?」




そんな言葉が帰ってきた時、胸がほっこりとした。


ああ、本当に温かくて優しくて好きだな。



でも、それと反面に少しだけ辛くなった。



嘘ってこんなに嫌なモノだったけ?

あの頃は嘘をつくことに何も思わなかったけど今はこんなにも胸が痛む。



これはでもいい事なのかな。

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