第79話
その後すぐに黒光りする高級外車が俺たちの近くに停まって綺麗な光沢のある高そうなスーツを着た男がこちらへ歩いてきた。
「美咲、ハッ。
なんだよ、お前それこないだ俺があげた私服用のワンピースだろうが。こんなとこに着てくんなよ」
「てか、私の私服でこういった綺麗系なのは全部凜にいから貰ったのしかないよ」
「ドレスでよかっただろうが」
「え?別にワンピースだってあんまり変わらないじゃない」
「ふん」
そんなふうに、二人が言い合ってるもんだから俺が笑えば、二人もそれを見て一緒になって笑った。
凜太郎と会うのは意外と久しぶりだったりする。
最近忙しいらしく、凜太郎とは電話やメールで連絡はとっていたが中々会える機会は少なくなっていたからだ。
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