第38話

そして言葉に甘えて眠ってしまった。





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「ミサ、ミサ…起きろ」




「っん……?」




…目をゆっくり開けると、鏡の中にいる私は先ほどとは大きく変わっていた。


肩より少し長いくらいの髪が長く腰あたりまで伸びて、色も暗かったのが明るくキラキラと光るミルクティーブラウンになっていた。



しかも、髪を上の方をアップにしてあり、下は綺麗に巻かれていて、あの夜の女特融の色気を放つ髪型になっていた。

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