第92話

「そうだ!ハイリの言う通りだ。

ライバルになる所からだ、あの人がすげえのはここに来てよくわかった。

カッコイイし、正直男の俺でも惚れるくらい素敵な人だった。

てか、ぶっちゃけ、人間的に惹かれたよ。

でもな、それとこれは別だ。

あの人が言ったろ?認めれば楽になるって、認めて、そしてそこから始めればいいんだよ。あの人のライバルになれるように」




ジョーは、目をキラキラさせて、そんなふうに言うんだ。


ジョー、お前もかっこいいよ。





そうだよな、俺らはまずそこからだな。

うん、がんばるよ。


まずは、ライバルとして認められるくらいにだな。





喜友名修二side

END

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