「な、なんすか！？それ。美咲のアルバムなんてあるんですか！？

見たいです、見たいっす」

ああ、ジョー。全くおとなしくなくなった。

興奮して、鼻息きを荒くしてるジョーが見えて溜息をつく。

「い・や・だ・ね」

ふんっとジョーの言葉に阿佐谷さんはそんな言葉を告げた。

「み、見たいっす！お願いしますっ」

ジョー、お前本当凄いわ。

お前の目の前にいる人誰かわかってる？

阿佐谷さんだぞっ。

「ああ？おめえじゃあ俺が美咲に怒られたらどうすんだよ」

「それは…っ。

お、怒られてください」

「なんだと！？」

「だって見たいんですもん」

お、おいまじで、ジョー。

本当、流石にやめろって…！

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