夏木美咲side

第1話

あの日から1週間が経った。


もう大分普通の生活に戻っていた。


私は学校に復学し、勿論桜たちは何も知らないのでお疲れ様っと声をかけてくれたり、後はショートになった私を見て、とっても似合うよっと優しい言葉をくれた。



凜にいとは、なんと一緒に暮らし始めた。

なんでも凜にいは元々自分のマンションに帰るのなんて、ほとんど寝るくらいにしか帰らずそろそろホテル暮らしにしようか悩んでいたんだって。


だったら、そのまま私の家にいたっていいんじゃないかって事になった。



だから、私があの日に、凜にいが家からいなくなるのが寂しいっと言ったら不敵に笑ってそれは後で話そうな、なんて言ったんだと妙に笑えた。



でも、まあやっぱり仕事で忙しいのは変わらないらしくて、私の為に色々セーブしていたのでこれからはかなり忙しくなるらしく、同棲なんて甘い感じではなく、同居って感じみたいだけどね。

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