第19話
継渼くんと目が合うと驚いた顔をしていて
「ご、ごめんなさいっ」
すぐに手を下げて次の問いを始めようとしたら
「ぶはっアハハハハー
悪りぃ、腹痛ぇ」
「お腹痛いですかっ?どの辺ですかっ?」
「違う、違う、
問題解けて万歳する人初めて見たからさ」
「やっぱり私、変ですかね?」
「変と言うより面白い」
「面白い?初めて言われました」
「はあ〜、笑ったら喉乾いたから少し休憩」
「ごめんなさい、継渼くんが全然勉強
進みませんよね」
「いや、苦手な勉強が楽しく出来て
いつもより進むよ」
それから暫くの間、お互い黙ったまま勉強を
して———時計を見ると18時過ぎてる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます