超人気歌手の彼
第2話
私、
人が羨むほどの超人気歌手のイケメン彼氏をゲットし、同校の保健室にて密会を続けている。
彼の本名は、
ちなみにセイというニックネームは、本名の一星と言う名の
彼の見た目は、トップに重みを持たせ襟足が短い茶髪で今風のマッシュボブスタイル。
クリッとした二重の左目の下のホルモンタンクには、泣きぼくろが横に2つ並ぶ。
この泣きぼくろが、彼のチャームポイント。
180センチ近くの長身でスリム体型。
セクシーな歌声は、ストレートに心臓を撃ち抜くほど印象的だ。
彼は、私が小学1年生の時から通っていた声楽教室の仲間であり、幼馴染でもある。
しかし、小学5年生の冬に家庭の事情で先に声楽教室を辞めた私。
彼は私が辞めた後も教室に通い続けて、長年抱いていた夢を見事に叶え、歌手として成功を収めていた。
彼と連絡が途絶えて、空白だった約6年間。
名残惜しさのあまりなかなか歌から外れる事は出来ず、口ずさむ程度に歌っていたのだが、医師を目指して勉強に没頭して過ごしてきたせいか、ここ数年は芸能関係にはすっかり興味が薄らいでいた。
だから、私は彼がKGKとして歌手デビューしていた事を知らなかった。
しかし、テレビから繰り返し曲が流れていたり、街中でたまたまポスターを軽く目にした事もあってか、何となくKGKの存在を知っていた。
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