恋バナ
第78話
自由行動から戻るとクラスごとで順番に入浴して、学年全体で一斉に夕食を済ませて、その後はレクレーションでダンスを踊った。
一泊二日の修学旅行は、一日の内容がすし詰め状態なので、小学生の私達には過密スケジュールだった。
昼間にたくさん観光したせいか、足が鉛のように重い。
きっと、私だけじゃないはず。
疲れてあくびが止まらないほど眠かったけど、夜は部屋で恒例の恋バナで盛り上がり、下がりつつあった目も興奮するあまり全開に。
部屋は仲が良い仲間同士だったので、遠慮せずに恋バナを楽しめた。
ところが、愛里紗達が恋バナで盛り上がってる一方で、別の場所では事件は起こっていた。
翔と同じ班のミクが同日の夜、見回りに出ている先生達の目を盗んで、翔を宿舎の階段付近に呼び出して告白をした。
愛里紗が噂話として聞いたのは、翌朝の事。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます