親友 咲
第3話
大親友の咲は、高校一年の時から二年間同じクラス。
咲は少し癖っ毛で、鎖骨までの栗色の髪。
前髪は短くて斜めに流している。
まつ毛が長くて色白。
ほんのりピンクなほっぺは、まるでお人形さんのよう。
甘えん坊な性格は男ウケがよくて、男子からは好意があると度々勘違いされてしまうほど。
私自身も優しくて可愛らしくてお人形さんのような咲が大好きだ。
ーーそう、今でも忘れられない。
あの日が来るまでは何も疑わずに過ごしていた。
彼女が裏切りさえしなければ。
ずっと誤魔化し通し続けていてくれれば。
急に素直にならないでいてくれれば…。
静かに眠り過ごしていた心が呼び覚まされる事は無かったかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます