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第25話
私の全ては時雨くん。
時雨くんがいないと、私は何なのかわからなくなってしまう。
時雨くんこそが、私の存在価値。
時雨くんが好き。
どうしても時雨くんに、好きって伝えたくて。
幽霊になってまでも、好きって伝えたくて。
私の未練は時雨くん。
時雨くんに好きって伝えて、私の人生ハッピーエンドにする。
したかった。
したかったのに、邪魔されちゃった。
私の世界は、私と時雨くんがあるだけでいい。
でも、第三者は、そんなの気にしない。
壁を破って、破壊してくる。
嫌だ。
いやだいやだいやだ。
時雨くんがいない世界なんて、私はいやだ。
あんな奴らより、時雨くんがいい。
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